Kling 4.0が一般公開|新機能と利用前に確認したいこと
Kling 4.0は、公式リリースノートによると2026年10月15日に全ユーザー向けに公開されました。最長30秒の生成や複数キーフレームが案内されています。一方、10bit HDR出力と最長2分への動画延長は近日対応予定です。
一般公開された範囲
今回の発表は、Kling 4.0を広く利用できるようにしたものです。9月の先行案内と区別し、本記事では10月16日に実際の公式リリースノートで確認した情報を整理します。日付は公式の表記に従っており、公開開始時刻の日本時間への換算は行っていません。
公式は制作画面の刷新と、MCP・CLIからのKling 4.0利用も案内しています。これらは利用経路の説明です。すべての機能を無料で使えることや、外部サービスでも同時に使えることを意味しません。

制作で使いたい3つの変化
1. ひと続きの動きを、最長30秒で考えられる
通常版の生成尺は3〜30秒と案内されています。商品を見せる、手に取る、使うといった一連の場面を、一本の流れとして設計する選択肢が増えます。ただし、長く生成すればそのまま完成するとは限りません。動作の途中で人物や商品が変わっていないかを全編で確認します。
2. 複数キーフレームで、途中の状態も伝えられる
入力できるキーフレームは最大10枚です。始まりと終わりだけでなく、途中で見せたい姿勢や構図を画像で示せます。まずは「開始・中間・終了」の3場面を用意し、どのタイミングで何が起きるかを決めると、結果を評価しやすくなります。
3. 画像・動画などを組み合わせて指示できる
公式は複数種類の参照素材、動画編集、2チャンネルのステレオ音声を案内しています。人物の見た目、商品の形、動きの参考をそれぞれ用意できるのが使いどころです。参照素材は「何を引き継ぎ、何を変更するか」を分けて指定すると、生成後の確認点も明確になります。
ここでの使いどころは編集部の提案です。動作・音声・文字の品質向上は公式の説明であり、当サイトがKling 4.0を生成して検証した結果ではありません。
通常版とFlashは、必要な尺から選ぶ
| 項目 | Kling 4.0 | Kling 4.0 Flash |
|---|---|---|
| 生成尺 | 3〜30秒 | 3〜20秒 |
| 解像度の記載 | 720p・1080p・4K | 720p |
| 公式の位置付け | 表現と制御の拡張 | 頻繁な制作・高速生成向け |
構図やアイデアをまず確かめたい場合と、高解像度の納品候補を作りたい場合では、必要な設定が違います。Flashのほうが何倍速いか、どの程度安いかは今回測定していません。実際の生成画面で、選べる設定と消費量を確認してください。
10bit HDRと動画延長は「近日対応予定」
リリースノートの仕様表にはHDRの記載がありますが、詳細説明では1080p・4Kの10bit HDR出力を近日対応予定としています。動画を最長2分へ延長する機能も近日公開予定です。記事確認時点で、これらを提供済みの機能として扱うことはできません。
料金、無料枠、プラン別の消費クレジット、公式APIでの4.0提供条件は今回確定できていません。Kling 3.0の料金をそのまま4.0へ当てはめず、ログイン後の表示や最新の公式料金案内を確認する必要があります。
また、MCP・CLIへの対応と、Higgsfieldなど他社サービスのAPI対応は別の話です。使うサービス側でモデル名と提供状況を確認しましょう。
最初は、短い1カットで違いを確かめる
- Kling AI公式サイトで利用できるモデルと料金表示を確認する。
- 用途を一つに絞り、最初は短い尺・少ない参照素材で試す。
- 変えたくない人物・商品・構図と、動かしたい部分を具体的に書く。
- 生成した動画を再生し、手と物の接触、商品形状、文字、声と口の動きを確認する。
- 同じ入力条件を残してから、尺や参照素材を一つずつ変える。
新モデルへの切り替えを判断するときは、一回の見栄えに加えて、使えるカットができるまでの生成回数と修正作業も記録すると比較できます。納品前の確認には、動画の修正・納品チェックリストを使えます。
公式情報と、今回確認した範囲
- Kling 4.0公式リリースノート:一般公開日、仕様、近日対応の注記、MCP・CLI対応。
- Kling 4.0と3.0の公式比較:機能差の参考。先行案内が残るため、公開状況は最新リリースノートを優先。
確認日:2026年10月16日。本記事は公式発表の解説です。Kling 4.0の有料生成、実測の品質比較、プラン別課金の検証は実施していません。