Aleph 2.0とSeedance 2.5 Video Edit|編集する時刻と参照素材で選ぶ

どの時点の見た目を変えるか決まっているならAleph 2.0。元映像に複数の素材を加えて編集するならSeedance 2.5を候補にします。参照の数を、そのまま編集精度の順位にはしません。

元映像にどんな素材と指示を加えるかを、Runwayの公式資料から整理します。画像や動画の生成は実行せず、入力条件と制作工程で比較しています。

この記事の目次
  1. 01時刻を決める編集と、素材を集める編集
  2. 02同じAPIでも編集の指定方法は異なる
  3. 03修正前に合意する素材を変える
  4. 0412秒の商品動画を修正するなら
  5. 05元映像の秒数も費用へ入れる
  6. 06出典・確認範囲
01

時刻を決める編集と、素材を集める編集

Aleph 2.0は、元映像に対して最大5枚のキーフレームを時刻付きで渡せます。各画像が適用される秒数、または映像全体に対する位置を指定し、編集する時間範囲も設定できます。「4秒目に見える商品の色を変え、その前後の動きに反映する」のような作業に対応する入力です。

Seedance 2.5では、元映像を編集するmode: "edit"と、別の動画を作る既定のreferenceを分けます。元映像の修正が目的ならeditを指定し、変更内容のプロンプトとduration: "auto"を付けます。editではratioを指定できません。

最初の判断
変更する時刻・区間を明示したいか、商品や背景など複数の参照素材をまとめたいか。モデル名を決める前に、この入力の違いを確認します。
02

同じAPIでも編集の指定方法は異なる

Runway APIのモデル別仕様。2026年10月19日確認
判断軸Aleph 2.0Seedance 2.5
正式IDaleph2seedance2_5
元映像videoUri。30秒以下。promptVideo。追加の参照動画を含む合計30秒以下。
見た目の指示最大5キーフレーム。秒数または0〜1の位置を付ける。参照画像最大30枚、追加動画最大9本、音声最大10本。動画・音声の合計尺制限も別にある。
編集する区間キーフレームのrangeを使う場合、全キーフレームで指定の有無をそろえる。editではプロンプト必須、durationはauto、ratioは指定不可。
出力の指定MP4、ProRes、PNG連番、10-bit SDRなど。形式別の追加料金あり。音声生成の有無を指定できる。編集と新規参照生成のモードを分ける。

ここではRunway APIの条件を比較しています。各社の直接APIやWebアプリへ上限を転用しません。Seedanceの音声参照は合計30秒未満で、動画参照の合計上限とは別に確認します。

03

修正前に合意する素材を変える

Alephでは、修正対象が十分に見えるフレームを選び、その時点の完成見本を作ります。RunwayのEdit Studioも、まず静止画の編集案を確認し、その案を動画へ反映する流れを案内しています。APIの複数キーフレーム指定と、Web画面で提供する編集モードは同一とは限りません。

Seedanceでは、参照画像ごとに商品、背景、配色などの役割を決めます。追加する動画は、元映像の尺と合計して制限内に収めます。映像内の音を残したい案件では、音声生成を指定することと原音が完全に保たれることを同じ要件にせず、納品前に照合します。

04

12秒の商品動画を修正するなら

仮の制作条件

12秒の映像で、4秒目と9秒目に映る商品色だけを変更する。商品の形、手の動き、カメラは保持したい。以下は入力設計の例で、生成結果ではありません。

変更箇所の完成見本を2枚作れるなら、Alephで4秒・9秒のキーフレームとして整理します。編集区間を付ける場合は、両キーフレームの指定方法をそろえます。完成見本よりも商品写真や色見本が中心なら、Seedanceのeditへ素材と役割を渡す案を比べます。

採用判断は、色が変わったかだけでは足りません。変更する必要のない商品形状、手、背景、区間の境界を同じ項目で確認します。参照枚数が多いモデルを自動的に採用する例ではありません。

05

元映像の秒数も費用へ入れる

Runway APIは1 credit=$0.01。Alephは28 credits/秒、最低56 creditsです。Seedance 2.5の720p料金は出力30 credits/秒に、入力・参照動画15 credits/秒が加わります。最低80 creditsで、参照画像と音声は無料です。

10秒の元映像から10秒の出力を得る仮計算では、Alephの基本料金は280 credits。Seedanceが720pで課金され、追加動画がなければ300+150=450 creditsです。実際の出力条件、autoの事前確保と終了後の精算、再試行、Alephの出力形式追加料金は別に確認します。これを同品質の価格順位とは扱いません。

06

出典・確認範囲

確認日は2026年10月19日です。Runway APIの公式仕様と料金を比較しました。実際の生成、品質・速度・成功率の測定は行っていません。各社直接APIやWebプランの条件とは分けて扱います。