Ideogram 3.0と4.0Style Referenceから構造化レイアウトへ
Style Referenceで雰囲気を合わせるならIdeogram 3.0、レイアウトをJSONとbounding-boxで管理するなら4.0。文字や画質の勝敗ではなく、入力と配布条件で選びます。
IdeogramとDeveloper APIの公式資料を2026年10月19日に確認しました。3.0の現行v2経路と4.0の構造化・オープンウェイト方針を比較し、同じプロンプトの品質順位は付けません。
この記事の目次
雰囲気を参照するか、配置を構造化するか
Ideogram 3.0の現行v2生成IDはideogram-3で、現行APIはStyle Referenceを最大10画像、各25MB、JPEG・PNG・WebPで受け付けます。複数の見本から色や画風の方向をそろえたいときの入力です。
Ideogram 4.0の現行v2生成IDはideogram-4です。公式ページはJSON形式の構造化プロンプト、bounding-boxによるレイアウト、ネイティブ2K、オープンウェイトと商用ライセンスを案内しています。3.0のStyle Referenceを増やしたモデルとしてではなく、配置をデータとして管理する経路として比べます。
既存の見本画像を軸に方向を合わせ、通常のプロンプトで案を作るなら3.0を基準にします。要素の位置を再利用し、調整可能な構造とライセンスを要件へ入れるなら4.0を候補にします。画像内の日本語や価格が正しいことは、公式機能説明だけから判断しません。
正式ID・入力・提供条件を比べる
| 確認軸 | Ideogram 3.0 | Ideogram 4.0 | 制作で決めること |
|---|---|---|---|
| 現行v2の生成経路 | POST /v2/image/generate/ideogram-3 | POST /v2/image/generate/ideogram-4 | v1の旧例を新規実装へ混ぜず、v2のmodel値を固定。 |
| 参照入力 | 現行v2 APIのstyle_reference_imagesは最大10枚、各25MB、JPEG・PNG・WebP。 | 生成endpointの入力パラメータと構造化プロンプト。参照上限は選択するendpointの仕様を確認。 | モデルとendpointごとに入力上限を確認する。 |
| レイアウト入力 | 通常のプロンプトとStyle Reference。 | JSON構造化プロンプト、bounding-boxで要素の位置を指定。 | 見本画像の役割と要素の座標を別の入力として管理。 |
| 出力・公開条件 | 現行APIの生成仕様に従う。 | ネイティブ2K、オープンウェイト、商用ライセンスを公式ページが案内。 | 4.0のライセンス・重み取得・配布条件を利用規約で確認。 |
| 編集経路 | 生成とStyle Referenceを中心にv2 APIを使う。 | 生成、Remix、カスタムモデルなどendpointごとの仕様を確認。 | 生成と部分編集を同じリクエストとして扱わない。 |
3.0の最大10枚は現行v2生成APIの条件です。4.0へ入力を移す際は4.0のendpointを確認し、3.0の上限や設定をそのまま引き継ぎません。
Style Referenceとレイアウト情報を分ける
3.0では、見本画像の順番と「色」「画材」「雰囲気」などの役割をStyle Referenceとして整理します。4.0へ移す場合は、同じ見本を参照画像として保存するだけでなく、見出し、商品、説明、余白などの要素とbounding-boxを別データへ分けます。
3.0の入力を残す工程
- Style Referenceを最大10枚の範囲で選び、各画像の役割を書く。
- 色や雰囲気の見本と、正式ロゴ・原稿を分ける。
- 生成後に文字を別レイヤーへ組むかを決める。
4.0へ移す工程
- JSONで要素・テキスト・位置を構造化する。
- bounding-boxの基準とキャンバス比率を固定する。
- 公開ウェイトを取得・調整・配布する場合のライセンスを確認する。
架空の告知画像で使い分ける
仮の条件(実際の生成結果ではない)
架空の展示会告知を、参考ポスター3枚から作る。見出し、人物写真、会場写真、日時の4要素を決め、縦型と横型へ展開したい。日時と申込先は正式原稿として別に確定する。
- まず3.0でStyle Referenceを同じ3枚に固定し、雰囲気の方向を確認する。
- 配置を繰り返し使う必要が出たら、4.0で要素とbounding-boxを構造化する。
- どちらでも日時・URL・ロゴは生成画像の文字だけを正本とせず、正式データで組む。
- 4.0の公開ウェイトを自社調整する場合は、商用ライセンスと配布範囲を決める。
この例で4.0を選ぶ理由は、3.0より文字が正しいと仮定するためではありません。繰り返す配置をデータとして扱う必要があるかで判断します。
品質モードと単価をそろえる
Ideogramの公開API価格は、3.0がFlash/Turbo $0.03/画像、Default $0.06/画像、Quality $0.09/画像。4.0はTurbo $0.03/画像、Default $0.06/画像、Quality $0.10/画像です。Character Referenceなど追加入力は別条件として掲載されるため、通常生成の単価を参照付きへ広げません。
たとえば横型・縦型を各5枚、Defaultで作る単純計算なら3.0は$0.60、4.0も$0.60です。Qualityなら3.0は$0.90、4.0は$1.00。これはAPIの画像単位だけの計算で、サブスクリプションのクレジット、再試行、カスタムモデルの費用は含めません。
v2 endpoint、model ID、参照画像の数と役割、品質モード、出力枚数、ライセンス条件、価格確認日を同じ条件表へ書きます。
出典・確認範囲
公式資料の確認日は2026年10月19日です。3.0の現行v2経路とStyle Reference、4.0の構造化入力・公開条件・価格を確認しました。文字正答率、画質、配置の再現率、速度は測定していません。
- Ideogram API|Generate with ideogram-3 — 3.0の現行v2生成endpoint、Style Reference最大10枚・各25MB。
- Ideogram|Ideogram 4.0 — JSON、bounding-box、2K、オープンウェイト・商用ライセンス。
- Ideogram API|Generate with ideogram-4 — 4.0の現行v2生成endpoint。
- Ideogram|Plans & pricing — 3.0/4.0のAPI品質モード価格。