Seedream 5.0 Liteと5.0 Pro大きな出力と精密編集の分岐

3K・4Kの出力と多素材の生成を優先するならSeedream 5.0 Lite、1.5K・2Kで対象指定の編集やレイヤーを使うなら5.0 Pro。地域停止の情報も全体退役と分けて確認します。

BytePlus ModelArkとByteDance Seedの公式資料を、2026年10月19日に確認しました。Liteの地域限定deactivation、Proの出力・入力条件、価格単位を分け、生成品質の勝敗は扱いません。

この記事の目次
  1. 01大きな出力か、精密編集か
  2. 02正式ID・参照・解像度を比べる
  3. 03地域と編集工程を先に固定する
  4. 04架空のポスターで分ける
  5. 05出力と参照の単価を確認する
  6. 06出典・確認範囲
01

大きな出力か、精密編集か

Seedream 5.0 Liteの正式IDはseedream-5-0-lite-260128です。BytePlusの現行API資料は、最大14枚の参照、2K/3K/4K出力、カスタム寸法、逐次生成を案内しています。大きい画像を複数案へ展開する入力を中心に見ます。

Seedream 5.0 Proの正式IDはdola-seedream-5-0-pro-260628です。Proは最大10枚の参照、1K/1.5K/2K出力、ポイント・ラッソ・スケッチ等のインタラクティブ編集、最大16レイヤーの分解を案内しています。Liteの高解像度版ではなく、編集の指定方法が異なるモデルです。

選び方
3K/4Kの大きな出力や14枚までの素材を一つにまとめたいならLiteを候補にします。変更箇所を指定し、1.5K/2Kの画像やレイヤーを後工程へ渡すならProを候補にします。どちらも利用リージョンと入力画像条件を先に確認します。
02

正式ID・参照・解像度を比べる

BytePlus ModelArkの現行資料で確認できる5.0系列の条件(2026年10月19日確認)
確認軸Seedream 5.0 LiteSeedream 5.0 Pro制作で決めること
正式な識別子seedream-5-0-lite-260128dola-seedream-5-0-pro-260628LiteとDola Proのmodel値を固定。
参照画像最大14枚。共通画像形式、1枚30MB以下など。最大10枚。複数参照とインタラクティブ編集。14枚の参照をProへそのまま送らない。
出力2K/3K/4K。既定2048×2048、カスタム寸法はAPI条件内で指定。1K/1.5K/2K、PNG/JPEG。最大16レイヤーの分解条件。納品解像度とレイヤーの必要性を分ける。
編集入力複数参照・逐次生成を中心にAPI資料が記載。ポイント、ラッソ、スケッチ、素材・色置換、複数画像融合。対象領域を指定するデータを作れるか確認。
提供状態EU West 1で2026年9月10日の地域限定deactivationを公式通知が記載。現行API資料にIDと仕様を掲載。全地域の状態は個別確認。地域限定停止を全体退役と扱わない。

LiteのEU West 1のdeactivationは、ModelArk全体の退役を示す記載ではありません。利用するリージョンのコンソールと契約条件を確認し、別リージョンへ移す場合はデータ所在地やレート制限も同時に確認します。

03

地域と編集工程を先に固定する

Liteで大きな出力を作る場合は、3K/4Kの最終サイズ、参照画像の役割、逐次出力数を決め、地域停止の影響を受けない経路が契約上利用できるかを確認します。Proで編集する場合は、対象領域・変更内容・保持部分をポイントやラッソなどの入力へ変換します。

Liteを候補にする工程

  • 大きな背景・ポスター・商品画像を2K/3K/4Kで作る。
  • 最大14枚の参照を、役割ごとに整理して渡す。
  • 出力後に正式な文字やロゴを別工程で組む。

Proを候補にする工程

  • 変更する領域と保持する領域を指定する。
  • 1K/1.5K/2Kの編集用出力を選ぶ。
  • レイヤー分解が必要な案件だけ、後工程で分離を確認する。
04

架空のポスターで分ける

仮の条件(実際の生成結果ではない)

架空の展示会ポスターを、会場写真、配色見本、人物写真、ロゴの参考から作る。印刷用に4K相当の大きな背景が必要な案と、採用後に人物の服の色だけを何度も変える案がある。

  1. 大きな背景を複数案で比較する場合は、Liteの3K/4K出力と参照14枚以内の条件を先に確認する。
  2. 人物の服だけを差し替える場合は、Proの領域指定編集を試し、背景と顔が保持されるかを確認する。
  3. 正式ロゴや開催日時は、どちらの画像でも原稿・ロゴデータと照合して別に配置する。

この例でProを選ぶ理由は、Liteより高品質と仮定するためではありません。必要な出力サイズと、繰り返す変更が異なるためです。Liteの地域停止が対象リージョンにあるなら、使える経路を確定するまで案件を開始しません。

05

出力と参照の単価を確認する

BytePlus ModelArkの公開価格では、Liteが$0.035/画像。Proは1.5K以下が$0.045/出力画像、1.5Kを超える出力が$0.09/出力画像です。Liteの入力画像は無料、Proは最初の入力画像が無料で2枚目以降が$0.003/画像とされています。

たとえば参照4枚から3K画像を4枚作るLiteと、参照4枚から1.5K画像を4枚作るProは、同じ解像度・同じ入力ではありません。公開単価だけならLiteは$0.14、Proは出力$0.18と追加入力$0.009ですが、出力サイズと編集機能が違うため、費用だけで優劣を出しません。プラン割引、税、地域別契約は含めません。

見積もりへ残す値
model ID、利用リージョン、参照枚数、出力解像度、出力枚数、Proの編集・レイヤー有無、価格確認日を一組で記録します。
06

出典・確認範囲

公式資料の確認日は2026年10月19日です。Lite/Proの正式ID、参照、解像度、編集機能、価格、Liteの地域限定状態を確認しました。画質、文字、被写体保持、速度、レイヤー分解の成功率は測定していません。