Kling 1.6とKling 2.1、過去案件を現行経路へ移せるか? まず旧APIの可否を分ける

結論は、旧Klingの出力と設定を先に保存し、現行モデルへは別ジョブとして移すことです。

この比較はKling公式の旧API・リリース資料と現行capability mapを分けます。確認日は2026年10月19日です。

この記事の目次
  1. 01旧Klingを現行モデルと混同しない
  2. 02入力モードと当時条件を比べる
  3. 03移行前に入力を保存する
  4. 04仮の商品動画で終端を移す
  5. 05当時Creditsを記録する
  6. 06出典・関連記事・限界
01

旧Klingを「いま使えるモデル」として扱わない

この比較はKling公式の現行capability mapと旧API更新履歴を分けて読みます。2026年10月19日のcapability mapにKling 1.6と2.1の項目はなく、ここでの正式IDは現行呼び出しIDではありません。1.6は旧資料でV1.6、2.1は履歴上のkling-v2-1表記として扱います。

答えは、旧案件の入力と設定を保存してから現行Klingへ移すことです。1.6側のT2Vや延長設定を2.1のI2V設定へ置き換えたとき、同じ生成の続きになる保証はありません。

判断
当時の出力を残す必要がある案件は1.6/2.1のmodel名、入力、尺、解像度、STD/PROを台帳化し、現行モデルの可否は別に確認します。
02

入力モードと当時の解像度・尺を比べる

Kling公式資料で確認できる歴史仕様(2026年10月19日確認)
項目Kling 1.6Kling 2.1
ID・状態現行ID未確認。capability map非掲載。kling-v2-1は歴史資料上の表記。現行capability map非掲載。
入力当時のT2V PRO、I2V、延長の更新履歴。当時のI2V。start/end frameとPRO 5/10秒の更新履歴。
出力条件T2V PROは5秒/10秒の履歴。Standard 720p、Professional 1080p、5秒/10秒の履歴。
価格2026年の旧モデル価格は確認できない。ローンチ時Web価格はStandard 20 Credits/5秒、Professional 35 Credits/5秒。
現在の扱い旧仕様の保存・移行資料としてのみ扱う。旧仕様の保存・移行資料としてのみ扱う。

ローンチ時のWeb Creditsは現在のAPI料金や旧モデルの再利用可否を示しません。

03

現行へ移す前に、入力の役割を分ける

1.6でテキストから作った案件は、プロンプト、初期画像、T2V/I2V、5秒・10秒、延長の有無を一緒に保存します。2.1で使った案件は、start frameとend frameのファイル形式、STD/PRO、720p/1080p、I2Vの入力を分けて記録します。現行capability mapに同じ旧IDがないことだけで、後継モデルの入力互換を推測しません。

  • 当時の出力・入力画像・動画・プロンプトをhash付きで保全する。
  • 旧ジョブを「再実行」ではなく、現行モデルの新規移行ジョブとして採番する。
  • 延長したクリップは元クリップと延長分を分け、終端フレームを移行候補にする。
04

仮の商品の終端を移す

仮の編集条件(実際の生成結果ではありません)

黒い卓上ライトが消灯から点灯へ変わる8秒の商品動画を想定します。1.6側でT2V PROと延長を使ったなら、元の5秒出力、延長のtask記録、終端フレームを保存します。2.1側のI2V案件なら、start frame、end frame、PRO、1080p設定を別行に置きます。

  1. 旧出力と終端フレームを固定する。
  2. 現行モデルへは静止画起点か動画参照かを選び直す。
  3. 点灯の瞬間、ロゴ、尺、解像度を同じ検収票で確認する。

この例はどちらの映像が良いかを判定するものではありません。異なる入力方式を同じ結果として扱わないための移行記録です。

05

Creditsは当時の設定値として保存する

Kling 2.1の公式リリースノートはローンチ時のStandardを20 Credits/5秒、Professionalを35 Credits/5秒と記載しています。これは当時のWeb向け単位であり、現行APIの価格表ではありません。1.6の現行価格も確認できないため、2.1の値を1.6へ広げません。

比較するときは、モデル名、STD/PRO、解像度、秒数、再生成回数を別列に残します。Creditsを円や動画1本の費用へ換算したり、2026年の利用可否と混ぜたりしないでください。

06

出典・関連記事・限界

確認日は2026年10月19日です。品質・速度・成功率の同条件試験はしていません。現行Klingで旧IDが再び使えること、旧出力が自動移行できること、現行料金は確認できないため記載しません。

関連記事:モデル比較の一覧、始点・終点を指定するAIの選び方、見積もり依頼文のテンプレート。