始点と終点を指定できる動画AI二枚の画像と途中の動きで選ぶ

終わりの画面を決めたいときは、終点画像を入力できるモデルを候補にします。ただし、始点と終点が指定できても、その間の動作や物体の正確さまで確定するわけではありません。

商品を置いた状態から開いた状態へ、人物が正面から横向きへ変わる場面など、二枚の画像で伝えられることと、動きの説明が必要なことを分けます。単なる画面の切り替えなら、編集でつなぐ方法とも比較します。

この記事の目次
  1. 01参照画像二枚と始点・終点指定は違う
  2. 02公式に終点入力を案内する経路を選ぶ
  3. 03二枚の画像の矛盾を減らす
  4. 04動作と画面転換を分けて依頼する
  5. 05途中のフレームを確認する
  6. 06画像準備と試作の費用を分ける
  7. 07出典・確認範囲
01

参照画像二枚と始点・終点指定は違う

「画像を複数渡せる」だけでは、最初と最後の画面を指定できるとは限りません。人物や商品を参考にする入力と、時間上の位置を持つフレーム入力は別です。画面では終点画像、APIではlast frameなどの設定があるか、選んだモデルとモードに対応しているかを確認します。

参照画像から人物の特徴を伝えたい場合は、先に顔を保つ動画AIの比較方法を確認してください。終点を指定する目的は、主にカットの着地点を揃えることです。

02

公式に終点入力を案内する経路を選ぶ

始点・終点を選ぶときの候補例
候補・経路公式に記載された入力発注前に確認する点
Kling 2.5 Turbo Pro/Runway開始画像と任意の最終フレーム選択できる尺と、終点画像の比率
MiniMax H3 Max/Runwayfirst and last frames音声を使うか、終点で何を止めるか
編集で二枚を切り替える二枚の画像を編集上で配置中間の動きを生成する必要があるか

ここで挙げたAIの提供機能はRunwayのモデル一覧を根拠にしています。名称が似た別モードや他社経由でも同じ入力が使えるとは限りません。料金より先に、実際の利用画面で二枚を時間位置付きで渡せることを確認します。

03

二枚の画像の矛盾を減らす

始点が机の正面、終点が机の背面でも、その間にカメラが回り込むのか、場面そのものが変わるのかは二枚だけでは分かりません。人物・商品・背景のうち、同じものを保ちたい箇所を明確にします。

画像二枚の確認表
揃えるもの確認する内容揃わない場合
人物・商品数、衣装、部品、ロゴ、型番別の対象へ変える意図を明記する
背景机や壁の位置、光の向き場所の移動か画面転換かを決める
画角縦横比、被写体の大きさ、余白再構図してから動画へ渡す
動作の状態持つ・置く、閉じる・開くの前後途中で必要な動きを文章で補う

終点のために商品形状を変えた画像を使うと、その変更が動画に引き継がれる可能性があります。二枚とも静止画として採用できる状態かを、動画化の前に確認します。

04

動作と画面転換を分けて依頼する

依頼条件の記入例(架空)

架空の箱を閉じた状態から、ふたを開いて中身が見える状態へ5秒でつなぐ。カメラと机は固定し、箱の位置・柄・中身の数は保持。ふたを開く方向を指定し、終点は1秒静かに見せる。

この例で重要なのは、終点だけでなく、ふたが箱とつながったまま動くことです。中身が途中から増える、箱全体が変形するなど、終点画像が合っていても不採用になる条件を先に書きます。例示の生成は行っていません。

単に「使用前」と「使用後」を順に見せる説明なら、二枚を切り替える編集の方が意図を確実に伝えられる場合があります。連続した実物の動作と誤認される演出は避け、どこが再現・イメージかを企画に含めます。

05

途中のフレームを確認する

最初と最後が採用画像に近くても、中間で顔や物が変わっていれば、そのまま使えません。通常速度で動作を見てから、変化する瞬間を静止して、輪郭・接触・隠れた部分の復帰を確認します。

  • 始点:最初の一瞬だけ余分な動きや暗転がないか。
  • 中間:物が別の物へ溶けるように変わっていないか。
  • 終点:目標へ急に飛ばず、必要な状態へ着地しているか。
  • つなぎ:前後のカットと人物・商品・光・音がつながるか。

複数カットをつなぐ場合は、同じ終点画像を使うことだけで連続性を保証できません。カメラ速度や音のつながりも、編集した一本として確認します。

06

画像準備と試作の費用を分ける

見積もりでは、二枚の基準画像を誰が作るか、動画候補を何本まで試すか、終点の修正が画像修正か動画再生成かを分けます。画像の承認後に商品や構図を変えると、後続の工程も変わるため、確認の順番を決めておきます。

比較した条件を見積もりへ渡す

始点・終点の画像、途中の動作、変更禁止箇所、必要尺を渡し、生成と編集のどちらで仕上げるかを相談します。

依頼文の12項目を見る
07

出典・確認範囲

公式資料の確認日は2026年10月19日です。本文の候補は入力・編集機能の違いで整理しています。この記事のための新規生成や同条件の品質測定は行っていません。作例を引用する場合は、その制作日と条件の範囲で扱います。