Runway Gen-3 AlphaとGen-3 Alpha Turbo、終了済み案件の設定を何に移す?

結論は、AlphaとTurboの旧入力履歴を分けて保存し、後継へは手動で移すことです。

この比較はRunwayの旧Web/API資料と現在の退役案内を分けます。確認日は2026年10月19日です。

この記事の目次
  1. 01退役後に保存対象を決める
  2. 02AlphaとTurboの設定を比べる
  3. 03入力履歴を保全する
  4. 04仮の広告を後継へ移す
  5. 05旧creditsを現在価格と混ぜない
  6. 06出典・関連記事・限界
01

退役後は「どちらを使うか」ではなく、何を移すかを決める

Runway公式ヘルプはGen-3 Alphaを2026年7月8日、Gen-3 Alpha Turboを7月30日にretiredと案内しています。Turboの旧API IDはgen3a_turboですが、現在の生成経路として扱いません。

この比較の答えは、Alphaのfirst/last frame設定とTurboのkeyframe・video-to-video・extension設定を別々に保存し、後継へ持ち込むことです。公式は後継としてGen-4.5、Animate Frames、Aleph 2.0を案内しますが、旧設定の自動変換は保証していません。

判断
停止後の再生成を前提にせず、旧model名、入力画像・動画、keyframe、尺、延長履歴を保全してから後継を選びます。
02

AlphaとTurboで保存対象が違う

Runway公式の旧仕様と退役状態(2026年10月19日確認)
項目Gen-3 AlphaGen-3 Alpha Turbo
ID・状態現行ID未確認。2026-07-08 retired。gen3a_turbo。2026-07-30 sunset、旧APIリクエストは失敗する状態。
入力テキスト/画像からの旧生成。公式changelogでfirstまたはlast frameを追加。テキスト/画像の旧経路に加え、first+last keyframes、video-to-videoの履歴。
尺・編集旧クリップの尺と入力frameを保存する。5/10秒、extensionで最大40秒の履歴。元動画と延長単位を分ける。
価格現行価格は確認できない。旧Dev APIの720p、5/10秒は5 credits/秒。現在価格ではない。
移行先の見方後継へfirst/last frameを手で再設定。keyframe、video-to-video、延長を後継の対応機能へ個別に置換。

Turboの5 credits/秒は旧Dev API資料の履歴値で、標準Alphaの価格や現在のRunway料金へ広げません。

03

退役前後で保存する入力を分ける

Alpha案件では、生成時のテキスト、入力画像、first frameかlast frameか、解像度、尺を保存します。Turbo案件では、first/last keyframeの順番、元動画、video-to-videoの有無、extension前後のtaskを追加します。後継のGen-4.5やAleph 2.0へ移す際は、対応する入力だけを新しいジョブへ再登録します。

  • 旧出力と入力素材を同じファイル形式・hashで保存する。
  • Turboの延長部分は元動画と別クリップとして検収する。
  • 後継モデルの入力制約を確認し、旧APIのパラメータをそのまま貼り付けない。
04

仮の人物広告を後継へ持ち込む

仮の編集条件(実際の生成結果ではありません)

人物が商品を机に置き、カメラが横へ回り込む10秒広告を想定します。Alphaでfirst frameから作った版は開始画像とプロンプトを保存します。Turboで元動画からvideo-to-videoを行い、最後のkeyframeまでextensionした版は、元動画・両keyframe・各延長結果を別々に残します。

  1. Alpha/Turboのmodel名と作成日を記録する。
  2. Gen-4.5等へ移すとき、画像起点と動画編集起点を別ジョブにする。
  3. 人物位置、商品ロゴ、回り込み、合計尺を同じ項目で確認する。

この例は後継の品質や速度を予測しません。異なる入力履歴を失わず、手作業の置換箇所を明らかにするための例です。

05

Turboの旧creditsを現在価格と混ぜない

Runway Devの旧課金資料にはgen3a_turboの720p、5/10秒、5 credits/秒が記載されています。Gen-3 Alpha標準の現行価格は確認できず、Turboの履歴値をAlphaやGen-4.5へ転記しません。

費用を再現するときは、旧credits、動画秒数、extension回数を履歴として残し、後継の価格表とは別の列にします。退役済みなので、現在の1本あたり費用やAPI成功を見積もる材料にはできません。

06

出典・関連記事・限界

確認日は2026年10月19日です。旧モデルの再実行、出力互換、同条件の品質・速度は検証していません。退役日と後継案内はRunway公式の公開記録に限定します。

関連記事:モデル比較の一覧、始点・終点を指定するAIの選び方、動画編集AIの選び方。