Seedance 2.5とVeo 3.1、30秒の参照編集と終了予定の8秒生成をどう分ける?

BytePlus LASのSeedance 2.5(dreamina-seedance-2-5-260628)は画像・動画・音声を参照し4〜30秒を生成・編集できる。Veo 3.1はGemini API previewで最大3参照画像、4/6/8秒だが、1080p・4K・参照画像は8秒、延長は720p。経路別価格と終了日を分けて判断する。

結論は、多数の素材を使った4〜30秒の編集・延長を継続するならBytePlus LASのSeedance 2.5、Google APIで最大3参照画像の8秒カットを終了前に検証するならVeo 3.1です。機能数や料金を同じ単位で順位づけせず、入力制約と提供期限を先に固定します。確認日は2026年10月19日です。

この記事の目次
  1. 01対象経路と固有の問いを固定する
  2. 02入力・尺・variant別制約を比べる
  3. 03参照素材と設定を移行台帳へ写す
  4. 04編集・音声・延長の納品条件を分ける
  5. 05架空のブランド編集で選び分ける
  6. 06LAS係数とGemini料金を別記録する
  7. 07出典・関連記事・限界
01

対象経路と固有の問いを固定する

Seedance側はBytePlus LAS Enhanced Video Generationのdreamina-seedance-2-5-260628、Veo側はGoogle Gemini APIのveo-3.1-generate-previewを対象にします。ModelArkやByteDance Web、RunwayのVeo経路へ価格・IDを広げません。

この比較の問いは、Seedance 2.5の多素材・長尺編集を制作工程に置くか、Veo 3.1の最大3参照画像・8秒生成を終了前の検証単位にするかです。Seedanceの4〜30秒とVeoの4/6/8秒は同じ尺の選択肢ではなく、入力動画を含む課金対象も違います。

提供状態の注意
Veo 3.1 Standard/Fast/Lite previewはGoogleのモデルID別表で2026年10月22日終了予定です。Seedance 2.5のLAS経路の利用可否や価格を、この終了日から推測しません。
02

入力・尺・variant別制約を比べる

BytePlus LASのSeedance 2.5とGoogle Gemini APIのVeo 3.1 variant別仕様(2026年10月19日確認)
比較項目Seedance 2.5(BytePlus LAS)Veo 3.1(Gemini API)
正式ID・経路LAS enhanced routeのIDはdreamina-seedance-2-5-260628。地域・operator経路の仕様と価格です。Standard veo-3.1-generate-preview、Fast veo-3.1-fast-generate-preview、Lite veo-3.1-lite-generate-preview。3 IDとも2026-10-22 shutdown予定です。
入力・参照素材text/image/video/audio入力。LAS資料は最大30画像、最大10音声と混合参照を案内。公式ローンチはモデル全体で最大10動画も案内しますが、LASの動画参照数・合計秒は実行経路で確認します。Standard/Fastはtext/image/video、最大3参照画像。Liteはtext/imageで、参照画像には対応しません。Standard/Fastで参照画像を使う場合は8秒のみです。
尺・解像度・出力4〜30秒、480p/720p、mp4。LASの2.5対応表は1080p/4Kを価格・出力仕様へ掲載していません。4・6・8秒。Standard/Fastは720p、1080p(8秒のみ)、4K(8秒のみ)。Liteは720p、1080p(8秒のみ)で4K非対応。4/6/8秒と解像度を無条件に組み合わせません。
編集・音声・延長LAS資料は音声生成、動画編集、延長を案内します。音声オン/オフ、編集対象の入力動画、出力秒を設定へ残します。3 variantとも音声は常時オン。延長はStandard/Fastのみで、入力動画・延長出力は720p。Liteは動画延長に対応しません。
料金の単位基準0.303米ドル/秒。2.5は入力動画なしで480p係数0.6785、720p係数1.525、入力動画ありで480p係数0.406、720p係数0.9125。入力+出力動画秒を課金対象にします。Gemini API価格はStandard audioが720p/1080p 0.40米ドル/秒、4K 0.60、Fastが0.10/0.12/0.30、Liteが0.05/0.08米ドル/秒(4Kなし)。
選択の答え30秒までの多素材参照、編集・延長、音声オン/オフを一つのLAS operator工程で管理したい場合。最大3参照画像で4/6/8秒のAPIカットをvariant別に検証し、終了予定日までに出力を保存する場合。

Seedanceの公式発表とLASの入力条件は分けて参照しています。モデル全体の最大10動画を、LASの保証上限として扱いません。Veoの制約はGemini API仕様表に限定しています。仕様上の入力上限は、出力品質や編集の成功を保証しません。

03

参照素材と設定を移行台帳へ写す

Seedanceでは画像・動画・音声を役割ごとに番号付けし、画像数、動画数と合計秒、音声数と合計秒、入力動画の有無、4〜30秒、480p/720p、音声設定、編集か延長かを記録します。LAS資料は実在人物の顔を含む参照素材を直接アップロードできず、許可リストの素材ライブラリ機能が必要な場合があるため、該当案件では利用条件も台帳に入れます。

Veo側はStandard/Fast/Lite、参照画像の枚数、動画入力または延長の有無、秒数、解像度、音声常時オン、終了日を分けます。参照画像・1080p・4Kを使うVeoジョブは8秒に固定し、Liteの4Kや延長を候補へ入れません。

  • モデルID、提供主体、operatorまたはGemini API、生成日時、設定、保存期限を結び付ける。
  • Seedanceの入力動画秒を課金対象へ含めるか、Veoの参照画像が8秒制約になるかをジョブごとに記録する。
  • 生成済み動画と元素材を保存し、終了予定後に後継仕様へ自動変換しない。
04

編集・音声・延長の納品条件を分ける

Seedanceの編集・延長は、参照動画・画像・音声の役割を保持したい案件で工程へ組み込みます。mp4出力、24fps、入力動画秒、音声オン/オフを納品票に書き、必要なら字幕・BGM・別音声を後段へ分けます。

Veoの延長はStandard/Fastのみ、720pの入力動画に限られます。4Kや1080pの8秒成果物をそのまま延長入力として扱わず、延長テストと本番出力を別工程にします。音声は常時オンなので、無音版が必要なら後処理を見積もりへ追加します。

05

架空のブランド編集で選び分ける

仮の編集条件(実際の生成結果ではない)

架空の飲料ブランドで、商品画像12枚、効果音素材2本を使い、縦型30秒の編集案を作る。

  1. Seedance 2.5では、画像・音声の各参照を役割付けし、LASの4〜30秒、720p、音声オンで別ジョブを作る。この例は入力動画なしとして、出力秒と解像度を課金記録へ残す。
  2. Veo 3.1では同じ素材を一度に入れず、StandardとFastを8秒・最大3参照画像へ分解したカットとして検証する。12画像の一括参照や30秒編集はVeoの一つのリクエスト条件にしない。
  3. 両方の出力を、商品ラベル、音声、編集後のつながり、縦比率、ファイル形式で検収する。

この例では、長尺編集と多素材の一括参照を必要とするか、短いAPIカットを組み合わせるかが判断軸です。どちらの映像が高品質・高速か、実測なしに決めません。

06

LAS係数とGemini料金を別記録する

Seedance 2.5のLAS enhanced routeは、基準0.303米ドル/秒に解像度・入力動画の係数を掛け、入力動画がある場合は入力秒+出力秒を課金使用量とします。たとえば入力動画の有無、480p/720p、出力秒を変えると同じモデルでも記録すべき金額が変わります。資料の式は見積もりであり、実請求をusageで確認します。

Veo 3.1はGemini APIのvariant・解像度別に米ドル/秒です。Standard/Fast/Liteの8秒カットを比較する場合も、同じAPI経路の単位として記録できるのはVeo側だけです。LASの0.303米ドル/秒×係数と、Geminiの0.40米ドル/秒などを同じ単価へ換算せず、価格の大小から品質や採用を決めません。

07

出典・関連記事・限界

公式資料の確認日は2026年10月19日です。SeedanceはBytePlus LAS、VeoはGoogle Gemini APIの一次資料を使用しています。同条件の品質・速度・成功率試験は行っていません。

関連記事:モデル比較の一覧、商品写真を動画にするAIの選び方、始点・終点を指定するAIの選び方、見積もり依頼文のテンプレート。