Midjourney V6.1とV7旧プロンプト・参照資産の移行を決める
V7はOmni ReferenceやDraftを導入した世代ですが、V6.1のプロンプト、sref、seed、参照画像が同じ意味で使えるとは限りません。現在の既定版も含め、旧資産を残す条件から判断します。
2026年10月19日に確認したMidjourney公式資料をもとにした世代比較です。公式Versionページでは現在のデフォルトがV8.2です。V6.1の現在のselector可否は、この記事の公開前に実アカウントで再確認します。
この記事の目次
現在の既定版と旧資産を分ける
Midjourneyの公式Versionページは、2026年10月19日時点のデフォルトをV8.2としています。V7は2025年4月3日にリリースされ、2025年6月17日から2026年6月9日までのデフォルト版として記録されています。V6.1は2024年7月30日にリリースされ、2025年6月16日までのデフォルト版でした。
この比較で先に決めるのは「V7の方がきれいか」ではなく、保存済みのV6.1のプロンプト、seed、sref、画像参照を残して使うか、V7のOmni ReferenceやDraftへ工程を移すかです。V6.1の現在選択可否は公式の履歴だけでは確認できないため、現在選択できるとは断定しません。
既存案件の見た目を記録として維持したいなら、V6.1の指定値・sref・seed・参照画像を保存し、現行selectorの確認が取れるまで旧工程を別管理します。対象物を固定しながらV7のDraftやOmni Referenceを使いたいなら、V7を新しい試行として設定し、旧プロンプトと同一結果になると仮定しません。
V6.1とV7の世代差を比較する
| 確認軸 | V6.1 | V7 | 制作で残す確認 |
|---|---|---|---|
| 選択値と時期 | --v 6.1。2024-07-30リリース、V6より約25%高速と公式告知。 | --v 7。2025-04-03リリース、2025-06-17にデフォルト化。 | 現在のデフォルトV8.2と、過去の既定版を混同しない。 |
| 参照 | image prompt、style reference、personalization、moodboard、seed等のV6系運用。 | image prompt、style referenceに加え、Omni Reference --oref、Omni Weightを導入。 | sref code、参照画像、重み、personalizationを別々に保存。 |
| 制作モード | 既存の通常生成・remix等の工程を記録。 | Draft --draft、Turbo/Relax等のモードを公式資料が案内。 | モード、プラン、GPU時間、生成日を記録。速度を仕様から断定しない。 |
| 現在の提供 | 現在のselectorで選べるかはこの記事の公開前に個別確認が必要。 | 公式Versionページに履歴・featureとして掲載されるが、現在の既定版ではない。 | 「公式ページにある」ことだけで現在選択可能と断定しない。 |
V7の公式告知は、質感、身体・手・物体の整合性、prompt理解を世代の特徴として説明しています。これは提供元の位置付けであり、V6.1とV7を同じ素材で測った品質結果ではありません。V7 alpha資料にある初期の編集・upscale fallbackも、現在のUIへ一般化しません。
sref・画像参照・Draftを使い分ける
Midjourneyではプロンプトだけでなく、画像参照、style reference、personalization、moodboard、seed、重み、モードが見た目に関わります。V6.1のsref codeをV7で同じ意味に使えると仮定せず、V7ではOmni Referenceを対象物固定の別経路として扱います。
V6.1の資産を残す条件
- 既存案件の採用画像、プロンプト、
--v 6.1、seed、sref codeを保存する。 - 画像参照のURL、style reference version、
--sw、personalizationを記録する。 - 現在のselectorが確認できない場合は、旧版の記録と新規試行を分ける。
V7を試す条件
- 対象物を
--orefで参照し、Omni Weightを別に管理したい。 - Draftで下書きを作り、採用候補だけ通常モードで詰めたい。
- V7用にpersonalizationやmoodboardを作り、旧srefと別の基準で検品できる。
V7のstyle reference資料は、V6とV7で参照のversionやコードの扱いが異なることを案内しています。参照画像はホスト先、使用権限、画像の版も保存し、後から同じ入力を確認できる状態にします。
架空の商品画像で移行を試す
仮の条件(実際の生成結果ではない)
架空の腕時計の商品画像を、同じ背景と正面向きで複数の広告へ使う。V6.1で採用したsrefとseedがあり、V7では対象の時計だけをOmni Referenceで固定して、背景を変えたい。
- V6.1のプロンプト、seed、sref code、画像参照、生成日時、採用画像を保存する。
- V7のselectorが現在使えることを確認したうえで、
--v 7と--oref、参照画像の版、重み、modeを新しい作業票へ書く。 - 最初は背景だけを変え、時計の形、文字盤、ストラップ、正面向きを検品する。旧srefの見た目を再現できると仮定しない。
- Draftの候補から採用候補を選ぶ場合も、最終モード、プラン、生成日時、採用理由を保存する。
この例では、V6.1は旧広告の参照記録を守る工程、V7は対象物の別参照と下書き工程として比較します。どちらが商品形状をより保つかは、実測なしに結論にしません。
V6.1の制作記録をV7へ移す
V6.1からV7へ移すときは、旧プロンプトに含まれる対象、構図、質感、スタイル、対象物の固定、personalizationを分解します。V7の--orefは旧image promptやstyle referenceの単純な置換ではありません。移行後のモデル、参照、重み、modeを新しい試行として記録します。
- 旧画像、プロンプト、
--v 6.1、seed、sref、画像URL、採用理由を保存する。 - V7で使う
--oref、Omni Weight、style reference、personalization、modeを分けて指定する。 - 同じテキストでも出力が一致するとは限らないため、商品・人物・文字・余白を検品項目にする。
- 現在のV6.1 selectorが確認できない場合は、旧版を利用中と書かず、保存済みの履歴として表示する。
過去のsrefを新しいversionへ変換した場合も、コードだけを移せば同じ見た目になるとは限りません。旧画像と新画像を並べる場合は、生成日、選択版、参照設定、modeをキャプションへ残します。
プラン・GPU時間と品質評価の限界
Midjourneyは固定のAPI画像単価ではなく、プラン、Fast/Relax/Turbo、GPU時間、参照機能で条件が変わります。V7 Fastや--orefの相対コストは公式の過去告知にありますが、2026年10月19日の全プラン価格やV6.1の現行価格ではありません。一般的な一枚価格へ換算しません。
この記事のためにV6.1とV7を同じ画像で生成していません。V6.1の現在selector可否、画質、手や人物の整合性、速度、再現性は未確認・未測定です。V7の公式説明を品質順位へ変換しないでください。
出典・確認範囲
公式資料の確認日は2026年10月19日です。世代の時期、現行既定版、選択値、Omni Reference、Draft、style reference、過去の料金条件を一次資料で確認しました。現在のV6.1 selector可否と同一素材の品質測定は行っていません。
- Midjourney|Version:V8.2の現行既定、V7/V6.1のリリース・既定期間、feature表、
--v指定。 - Midjourney|V7 is now the default model:V7の既定化、V6.1への切替方法、Omni Reference、Draft、personalization。
- Midjourney|Fast Mode for V7:V7 Fast/TurboとOmni Referenceの当時の相対コスト・速度。
- Midjourney|Style Reference:V6/V7のstyle reference version、
--sv、--sw、参照画像。 - Midjourney|V7 alpha:V7初期のDraft、personalization、編集・upscaleの初期fallback。